院長挨拶
doctor患者さまとの対話を大切に
丁寧な診療を行っています。
院長 川上研太
かわかみ けんた
兵庫県宝塚市昭和32年生
川上診療所 院長の川上です。
循環器内科を専門とし、特に狭心症や心筋梗塞などのカテーテル治療を中心に診療しておりました。関連病院では循環器、一般内科とともに、高齢の方が多い地域でしたので、高齢者医療にも随分携わってまいりました。
当時の先端医療と地域に根差した医療の経験から学んだことは、単純ですが、医療は患者と医者の間でコミュニケーションを取りあうところから始まり、信頼関係を築いて成り立つものだと言う事です。
患者さんが医者に話し掛けにくい、質問しにくい、怒られそうだから黙っておくでは、良好な関係は築けません。患者さんが色々話してくれるからこそ、病気に対してどんな気持ちでおられるのかが分かり、それによって納得できる治療の方向性も示す事が出来、説明の仕方も変わります。
例えば、良く薬をお家にため込んでおられる方がいます。聞くと薬を飲んでいない事を医者に言えず、延々と薬をもらっていたと言われます。患者さんが薬を忘れがちな事、この薬はどうしても飲みたくない事等は、言って頂かないと分かりません。(言えるような雰囲気、関係が大事)そのうえで、飲み忘れにくいように、薬の数や飲む時期などを変える事も考えられますし、場合によっては治療方針そのものも変えなければならないかもしれません。そのため、患者さんが物を言いやすい雰囲気、対応を一番に心がけております。
患者さんがたくさん待っておられる時は、なかなかおひとりに時間をかけられない事もありますが、そういう時こそ、せかせかしないようにと心に言い聞かせております。
経歴
- 兵庫医科大学卒業(昭和58年)
- 兵庫医科大学病院勤務
- 姫路循環器病センター勤務
- 兵庫医科大学病院勤務
- 公立八鹿病院勤務
- 平成17年 川上診療所院長 現在に至る
認定医
- 日本内科学会認定医
- 日本循環器学会認定専門医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本心血管インターベンション治療学会